足の臭いと糖尿病

 

 

足の臭いと糖尿病について

生活習慣病の一つとして馴染みの深い糖尿病と、足の臭いには大きな関係性があります。

 

糖尿病の患者さんは、水虫といった足の皮膚病を患うというケースが多く、その影響で足の臭いが酷くなるという仕組みです。

 

水虫は引き起こされる症状によって異なるものの、足の皮膚が剥がれ落ちたり痒くなったりという症状が一般的となっております。

 

そのため、足の臭いの直接的な原因というわけではありませんが、皮膚の角質が剥がれやすいということは、それだけ雑菌が繁殖しやすい状態となっていると仮定できるので、足の臭いが酷くなったとしても不思議ではありません。

 

糖尿病を患うと、毛細血管が脆くなるといった症状に悩まされることが多く、末梢神経に十分な酸素と栄養素が運ばれにくくなり、身体の一番下に位置している足に悪影響が引き起こされます。

 

糖尿病の初期症状は非常に分かりづらく、自覚症状がないので気付かずに放置してしまう方がいらっしゃるものの、足の臭いが酷くなるだけではなく、知らず知らずのうちに合併症が進行することもあるのです。

 

血管の病気や神経障害など、命の危険に関わる合併症が引き起こされることも決して少なくないので、早期発見と早期治療を心掛けなければならないと言えるでしょう。

 

治療が遅れて足への悪影響が引き起こされ、足の臭いが酷くなるどころか、足を切断しなければならないという状態に陥った方は多く、1年間に数千人もの人が足を切断しております。

 

そこで、早期に糖尿病を発見するために、自分の体臭に気を配ってみてください。

 

様々な病気が原因で体臭がきつくなるというケースが多く、糖尿病だけではなく甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)や蓄膿症、中耳炎やパーキンソン氏病といった病気のシグナルだと考えられるのです。

 

糖尿病を患うと、インスリンが不足して糖分の代謝が進行しないため、甘酸っぱい臭いを発することが多く、これは糖分ではなく脂肪を分解してケトン体と呼ばれる物質が生成されたことが原因となっております。

 

足から甘酸っぱい臭いが生じるかどうかは分からないのですが、急にこのような臭いが引き起こされたのであれば、糖尿病を疑った方が良いかもしれません。

 

年齢による影響が強い病気ですが、ほとんどが生活習慣の問題で発生しているため、「肥満体質である」「運動不足に陥っている」「脂っこい食事が好き」「甘いものが大好き」「アルコールを過剰に摂取する」「ストレスを溜め込んでいる」「家族に糖尿病を患っている方がいる」という方は注意してください。

 

 

 

 


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